ドルビーアトモスホーム③ スピーカー埋め込み

スピーカー埋め込み工事を行う

ATMOS 5.1.4を採用し、スピーカー配置と機器の選定も行い購入しました。いよいよスピーカーを埋め込む工事に入ります。

当初7.1.4で考えていましたが、我が家の図面をインストーラーさんに見ていただいたところ5.1.4で十分とのこと。

ATMOS構成

ATMOSにむけた最終構成は下記になります。

アンプ:DENON AVRーX4400H(新規購入)

フロント:モニターオーディオ ブロンズ5(既存のもの)

センター:モニターオーディオ ラディウス200(既存のもの)

リア:スピーカークラフト AIM5(新規購入)

トップフロント:スピーカークラフト AIM5(新規購入)

トップリア:スピーカークラフト AIM5(新規購入)

サブウーファー:モニターオーディオ ラディウス370HD(既存のもの)

 今回購入したのはアンプとAIM5を6個です。

DENONは秋に新商品が出るとのこと。モデル末期で安く購入できました。

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 スピーカーケーブルはBELDEN8470。天井裏を這わすため15mを6セット買いました。

スピーカー線は少し余裕を持って購入しておき、あらかじめ自分で切断しておきました。
AIM5もまとめて購入。6個も買うと地味に高いですね。
新築時に思い切ってATMOS設計しておいた方が絶対楽です。

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ダウンライトも交換するので、まとめて購入。
もともと既存のダウンライトが暗いため交換するという話からATMOSまで広がってしまいました。
ダウンライトも新築時はLEDがあまり出回っておらず蛍光灯メインでしたからね。ほぼすべてをLED電球に交換したとはいえ、LEDはどんどん進化しますしワット数を変更することはできませんので明るくするべきところは明るくしておきましょう。照明計画をしっかり外注でしていただいても暗かったですし。

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アンプの性能を見るために工事前の7.1Ch環境で使用しましたが、DENONは音が良いです。

以前使用していたONKYO TX-NR727よりきらびやかです。

初期設定ではウーファーが弱い感じもしますけれど。まぁ、追い込みが必要ですね。

センタースピーカーの天井埋め込みはありか

センタースピーカーは、今はTVの前に置いてますが、天井に埋め込むかどうするべきか正直悩みました。

というのも現在2007年に購入したプラズマTVを使用していますが、その当時はTVのフチがけっこうあったのでセンタースピーカーを置いても画面に干渉しません。

ところが最近のTVはフチがほとんどないのでそのままセンタースピーカーを置いたら間違いなく画面に干渉するでしょう。TVを何かで底上げしないといけません。

かといってセンタースピーカーを床置きは邪魔です。

我が家はエコカラットがTV背面の壁一面に貼ってあるので、壁掛け金具の取り付けができないのです。また、壁掛けのための補強もしていません。
今から家を建てる方は絶対壁掛けした方が良いです。
壁掛けにしておけばセンタースピーカーをグレードアップして大きなものにしてもTVに干渉しないと思います。

TVの壁掛けができないの、センタースピーカーも天井に埋め込むか否か悩みました。

スピーカークラフトの製品は視聴位置に向きを変えることができますが、センターの音が天井から降るのも違和感があるのかどうか。音のつながりを考えたら天井設置はNGなんだろうなと。

悩んだ末にやはりセンタースピーカーはそのままにして、TVを買い換えた場合はTVを底上げすることにしました。

ダウンライトを外して配線を行う

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 中央にだらんと配線が見えるのがプロジェクター設置部分。ここまでは新築時に考えていたので、天井補強と電源コンセント、CD管設置もしていあります。以前の7.1Chのためのスピーカー線が見えています。この線は今回利用しません。上で記載したBELDENのスピーカーケーブルに差し替えます。

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右側にLEDに交換したダウンライトが見えます。これも蛍光灯からLED電球に交換したので電球がむき出しです。今回は電球が見えない100形のLEDユニットに交換します。

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また、4つ見えるダウンライトもすべて交換します。
これはもともと調光できるLEDでしたが、同じ形で100形の明るいものと交換します。

ダウンライトを交換しつつ、スピーカー用の穴を空けて、空けた穴を利用して天井裏にスピーカー線を這わせていきます。

天井には梁があります。下地センサーなどで空ける場所を慎重に見極めていきます。

梁を切断するわけにもいきませんしね。
今回も一部がスピーカー埋め込み場所に干渉してしまったので、現場で少し位置をずらして穴をあけました。

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 私もDIYで柱を探すのにこの2機種を使用しています。

センサーで位置をみて、確実に梁があるかを針で検査します。

業者の方はセンサーをなぜか持っていなかったので、この下地センサーが役に立ちました。というかなぜ持っていなかったのか。

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ダウンライトカッター(ホルソー)で業者の方が天井の石膏ボードに穴を空けます。

きれいに空けられるんですね!石膏の粉もほとんど下に落ちませんでした。

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断熱材がみえます。スピーカー設置の際はこのまま上に押し込みます。断熱材をずらす必要はありません。

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うまく天井裏にスピーカーケーブルを這わせてくれました!

穴の位置もばっちりです。

梁にぶつからないように位置決めをしっかりします。新築ならこんな苦労はないので出来れば新築のうちからスピーカーを設置してもらってください。

リアスピーカーも本来なら耳の高さが良いので、インストーラーさんなら横の壁にスリムなスピーカーなどの提案があるかもしれません。

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 スピーカーを埋め込むに当たり、天井には補強する必要はないです。

またスピーカーを入れたら音が出る側のねじをまわすとアームが横に張り出してくるので、アームと石膏ボードが固定される仕組みで固定も簡単。

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 左に見えるのがアーム。これが横に飛び出して、締めれば締めるほど石膏ボードとがっちりはさみ合います。

よく考えられています。

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 ウーファー部分とツィーター部分は全方向に可変します。これは天井に取り付けた後でも動きますので、音の追い込みが可能です。

また、ウーファーとツィーターの周波数もプラスとマイナスで調節可能です。

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 これで完成です!

グリルはマグネット式になっています。

ちなみにグリルは白ですが、メタルグリルなので塗装も可能と書いてありました。その場合はグリルの穴はふさがないようにしてください。

ちなみにプロジェクターはエプソン。ワイヤレスHDなので、HDMIケーブルが必要ありません。無線で映像と音楽がつながるので、長いHDMIケーブルが必要ないので楽です。

ただ、SONYやビクターのプロジェクターなどさらにハイグレードのものを使用する際はHDMIケーブル必須なのであらかじめHDMIケーブルも設置しておいてください。CD管はスピーカーケーブルとHDMIケーブルを通すことになるので大きいものを設置してください。

まとめ

ある程度新築時にホームシアターを考えていたので、ダウンライト交換の穴を利用して比較的簡単にトップスピーカーを埋め込むことができました。

ダウンライトも無事新しいものになり明るくなりました。以前のものは60形で暗かったのです。

100形に今回変えたところやはり明るい。

ダウンライト数の変更はないのですが。ダウンライトで家の設計をされている方は数を多くするか、メインは100形にしたほうがいいですよ。
我が家は雰囲気重視で家すべてが電球色なので暗めな感じです。

さぁ、これで5.1.4のアトモス環境が完成しました。

実際の音は以前の7.1chとどこまで違うのでしょうか?