ドルビーアトモスホーム完成 最終チェック

ATMOSの実力やいかに

やっと完成したドルビーアトモス5.1.4。

今回はサラウンド(リア)とトップスピーカーの計6つを新たに天井に埋め込みました。
インストーラーさんの力を借りて図面を引いてもらいました。(トムテックさん)

家にあるブルーレイで検証してみます。

①マッドマックス 怒りのデスロード

②ミッションインポッシブル・ローグネイション

この2つが家にあったアトモス対応のブルーレイソフトです。

マッドマックスは再生させると日本語再生されてしまいアンプがアトモスにならず。

こういう場合は音声を英語にしてやるとアトモスになるはず。

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やりました!無事ATMOS再生が出来るようになりました。
すべてのスピーカーインジケーターが点灯しています。

ATMOSの迫力は7.1chより良いか?

ATMOSにして変わったことは、以前の7.1Chよりもつつまれ感があります。

なんというか、音のつながりが良くて違和感が少ない感じです。

トップスピーカーも音は出ていますが、マッドマックスとミッションインポッシブルではそこまで鳴っていなかったような気がします。

これに関してはソフトに左右されますね。

アトモス以外の音響の映画を全てのスピーカーでならそうとするとドルビーサラウンドかDTSニューラルXで鳴らせます。

せっかくトップスピーカーつけたのに鳴らないのではつまらないですからね。

これに関しては好みですが、DTSの方が音の元気がいい感じがします。きらびやかな感じ。

ドルビーサラウンドでならすとセンタースピーカーに音が振り分けて今のモニターオーディオラディウスでは力不足が否めない。

これは今後の課題です。フロントとセンターはもう少し上のグレードにしないといけませんね。

ただ、裏を返せばドルビーの方がちゃんと鳴るスピーカーを分けて再生しているともいえます。トップがいらない場面ではならない≒元気がない。

だからニューラルXの方が音が大きく聞こえるのかも。

DENONのAVR-X4400Hは設定でトップスピーカーをどうならすか指定できます。

①トップフロント+トップリア

これが普通のドルビーアトモス設定。

ほかにも好みで下記の設定に変更可能。

②フロントハイト+トップミドル

③フロントハイト+トップリア

私はトップフロント+トップリアでしかまだ聴いていないので他の設定がどうなるかわかりません。今後時間があったら遊んでみようと思います。

しかし前の7.1ch構成も良かったと思います。
というのもリアスピーカーはリアハイトの位置で壁に直付けしていまして、埋め込み式スピーカーではなかったのです。スピーカーサイズも小さかったのですが、なかなか良くてホラー映画を見ていると後ろから足音がしっかり鳴っていて臨場感がありました。
ケンブリッジオーディオというメーカーのスピーカーを使用していました。
埋め込みより直付けスピーカーの方が迫力はあるかもしれませんね。
はじめからそれありきで設計しておけば一番良いかも。
インストーラーさんと相談ですね。

HEOSアプリの使い心地

DENONのHEOSというアプリはよく出来ていると感じます。

以前使用していたONKYOアプリは「ONKYOリモート」というソフトで家のNASにため込んである音楽を流せました。しかしネットにつながるまで時間がかかりすこしいらいらしました。

たまに固まってネットにつながらないことも多々。

アマゾンプライムミュージックもアプリからは直接再生できないので、スマホやタブレットをアンプとブルートゥース接続する必要がありました。

しかしDENONはアンプがネットにすぐつながります。ですので、HEOSアプリを立ち上げるとすぐに音楽を聴くことが出来ます。

また、HEOSアプリはアマゾンプライムミュージックに対応しているので、いちいちスマホやタブレットをアンプとブルートゥース接続しなくてもアプリから直接曲をかけることが可能。

ただ、初期設定ではプライムミュージックの項目がないので、アプリ内でアマゾンにログインしてください。すると項目が出てきます。

以前のONKYOアンプと比べてもDENONはいいです。今後買い換えるのもDENONか系列のマランツがいいなぁと思った次第。
「AVR REMOTE」というアプリもあるので、アプリからアンプの設定を視覚的に変更できるのも良い点です。

ホームシアターは設計段階からしっかり考えよう

ハイエンドのアンプになるほど廃熱はけっこうあるので密閉型ラックでは夏厳しいと思います。密閉型ラックで使用の場合は上の部分に排気口が必要でしょう。

あとAVアンプは上位機種になるほどサイズが大きくなりますので、新築される方はアンプ置き場も設計段階から考えておく必要があります。初めは安いアンプでも高級機に買い換えたら入らないということもあると思います。
同時にスピーカーなどの配線も、スピーカーの数が多くなるほど増えていきますのでその分束ねたときの太さが太くなります。配線通しの穴も太くする必要があります。それ以外にもHDMIケーブルも通さなければなりませんからね。

また我が家はTV裏側壁一面にエコカラットが貼ってあります。
TVは壁掛けしなくてもよいかなと思っていましたが、今なら絶対に壁掛けが良いです。そうなると壁の補強や、裏側に配線などを通す必要があるので、設計段階からきっちり考える必要があります。
フロア型スピーカー置くならスピーカーの幅などもしっかり考えてください。
サブウーファーも1台なのか2台なのか。それによっても置くスペースを確保する必要があります。

プロジェクターも天井吊りか、天井に置くか。
スピーカーもしっかりやるなら耳と同じ高さにリアなんかは設置するのが理想なのでそのためにどこの壁に設置するのか。

ATMOSでも5.1.4か7.1.4かは部屋の大きさなどによっても異なると思います。
自分が新築したときにはATMOSという規格はありませんでした。
フロントハイトなどを入れた11.2とかいうスピーカーの数だけ増やすものでしたし。

いろいろと規格も増えていますし、将来性もある程度考えてインストーラーさんとしっかり相談してください。

この本はドルビー公式本です。読みやすいし基本がわかるのでおすすめです。

まとめ

今回はリフォームでダウンライト交換工事と共にスピーカーの埋め込み工事を行い5.1.4のドルビーアトモス環境を整えることができました。

単純に天井穴開け、配線通し、スピーカー設置でだいたい工事費7万円位でした。

工事費はもっといくかなと思っていましたが、意外とかからなかったのではないでしょうか?もちろんスピーカーやケーブル類は自分ですべて用意しました。

もし工事に失敗してもきちんと対応してもらえますし、DIYで道具を揃えてやるよりも安心できるでしょう。

以前にはなかったATMOSでもという規格に対応するために今回思い切って工事を行いました。
音の迫力はもちろん増しました。以前の7.1chよりは自然な感じになったのではないでしょうか。
ATMOSのスピーカー配置は素人がやると音のずれが気になるのでインストーラーさんに相談してください。
今回は相談料無料のトムテックさんに図面を描いていただいて、トムテックさんからスピーカーとアンプを安く購入させていただきました。

そのうちフロントスピーカーをモニターオーディオGOLDシリーズにしたいですね!

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