2022年10月下旬芝生 今シーズン最後。シバゲン散布

  • 2022年11月12日
  • 2023年5月5日
  • 芝生

2022年も芝生に関しては最終作業となります。

まだ暖かい日もあって芝生も緑を保ってはいますが、一部黄化してきており冬の訪れを感じます。

我が家はTM9という高麗芝。冬には黄化してしまいます。冬も楽しみたい方は冬芝に切り替える人もいますが、そこまでは時間もないので出来ないですね。やったら綺麗だとは思うのですが。

雑草の生える時期

夏はもちろん生えますが、芝の勢いが落ちてくると雑草が元気になってきます。高麗芝は11月くらいには黄化してきてしまうので、これ以降春にかけて雑草が生えてきます。特に春先に雑草が生えてきます。

元々この土地を買ったときは雑草がひどく、特にスギナには悩まされてきました。芝生を貼ってもどんどん出てきて見栄えが非常に悪かったです。

芝生全面にスギナが生えてきていたので、芝生に使える除草剤MCPPをスプレイヤーで希釈して散布を定期的にやることによりスギナはほとんど生えてこなくなりました。スギナは地下茎を持つので表面だけ刈り取っても意味がないのです。

MCPPは即効性の除草剤です。つまり雑草が生えていないと効果はありません。芝刈り後にMCPPを散布してもほとんど効果はないので見栄えは悪くてもスギナなどの雑草が生えた状態で除草剤を散布します。

雑草を予防するためにはシバゲンなどの遅効性(持続性)除草剤を定期的に散布してやる必要があります。

シバゲンは効果発現まで1週間。雑草が完全に枯れてくるまで30日程度かかります。効果は約5〜6ヶ月持続します。そのため10月下旬から11月上旬に1回、2月中旬から3月上旬に1回の年に2回散布しています。

夏に関しては即効性のシバキープやMCPPを散布し綺麗な芝生を維持します。

シバゲンは安くはないのですが、1回の使用量はかなり少ないです。また、年に2回しか使用しないので結構持つと思います。

希釈量と使用量

まずは芝生の大きさを測ります。

我が家は60㎡の大きさでした。

シバゲンの説明書には「1000㎡でシバゲン10g、希釈水量100L」と記載があります。

持っている噴霧器は4Lしか入りません。ですので100Lの1/25すれば4Lになりますね。同じくシバゲンも1/25すれば0.4g使うことになります。1000㎡も1/25すると40㎡になります。

まとめますと、

0.4gのシバゲンを水4Lで溶解すると40㎡の芝生に散布できる

ということになります。

説明書には1000㎡あたり10〜30gのシバゲン、希釈水量100〜200Lと広めの増量範囲となっているので、ちょっとくらいシバゲンの量が少なくても多くても問題ありません。

我が家の芝生は60㎡ですのでちょっと量的には足りないきもするのでシバゲンを0.5gにして4Lの水に希釈しています。計量スプーンが0.5gというのもあります。

シバゲン散布

早速散布していきましょう。

芝刈りも行っていないのですが、まだ緑ですね。

噴霧器(4L)にシバゲンを入れて芝生全面に噴霧します。

計量スプーンはシバゲン用に購入したもの。購入経路によってはプラスチックのスプーンがついてくるところもありますが、個人的にこのスプーンが気に入っています。安いですし。

噴霧器は絶対に購入してください。

全面散布。風が吹いていると噴霧しにくいのでできるだけ無風の日に散布しましょう。風が吹いているとうまく散布できません。

持続的に除草効果があるので持続型のシバゲンはおすすめです。

シバキープ固形肥料にも除草剤配合のものもありますのでそちらでも良いのかもしれません。一応シバキープもありますが、今年は使用しませんでした。

シバキープは液体タイプをスポット散布で夏に使用しています。

まとめ

これで2022年シーズンも芝生作業が終わりとなります。

今年もキノコに悩まされ、殺菌剤などを初投入してみました。個人的にはアルムグリーンの定期散布が良い感じという結論に達しました。やはり芝生自体の元気を取り戻さないとキノコが生えてきますね。アルムグリーンは結構高いのですがキノコで見栄えが悪くなるよりは良いかなと思います。芝生も10年たちましたので土壌改良も含め全体的な見直しが必要そうです。

また、来年も芝生を省力管理していきましょう。

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