ついに鬼の作業の時がやってまいりました。
エアレーション作業です。
エアレーションとは芝生を貼ってだいたい5年目以降に行う作業で、年数が経った芝生は土の中で根が密集しており水はけが悪くなってきたり、成長速度が遅くなったりすることを防ぐために根切り&空気を土に入れる作業のことになります。
目次
ローンパンチとローンスパイクどっちが良い?
エアレーションを行うにあたり、使用する機材としてローンパンチとローンスパイクがあります。
効果が高いのはローンパンチ>ローンスパイクとなります。
作業が楽なのはローンスパイク>ローンパンチです。
ローンパンチは土に穴を開けて古い土と根を棒状にとることでエアレーションを行います。
作業後はコアの回収と、空いた穴へ目土(目砂)が必要になります。
一方ローンスパイクは尖ったナイフ状の刃を土に刺して根切りをする道具となります。コアの回収は必要ありません。目土もそこまで必要ないです。
おすすめのエアレーション道具
ローンパンチはキンボシのローンパンチX。ポリポットをつけるだけでコアの回収の手間がなくなるという優れもの!我が家はローンパンチXが出る前の製品なので買い換える必要があります。コアの回収はほんとに手間なのです…
我が家の芝刈り機はキンボシで日本製。約10年使っても壊れません。切れ味もメンテナンスして問題なし。
ローンパンチもキンボシは安くて良いです。
ローンスパイクもキンボシがおすすめ。
安くて切れ味も良いです。サクサク地面に刺さります。
ローンスパイクもローンパンチもキンボシを買っておけば間違い無いです。
エアレーション時期と回数
基本4月〜5月に1回。これで十分だと思います。やるとしても秋に追加で1回でしょうか。
冬にやると芝生にダメージを与えるだけなのでやめましょう。芝生が成長している時期が良いです。
夏のエアレーションも暑すぎて芝生にダメージがありますが、それ以上に人体にダメージを与えます。熱中症になるでしょう。
春の気温がそこそこ暖かい時期が最高におすすめです。
ローンパンチでコアリングする場合は目土(目砂)も事前に準備しておきましょう。個人的には土よりも砂の方がサラサラして穴に入りやすく作業も楽です。焼き砂が不純物が入っていなくておすすめです。
ローンスパイクで実作業
まずは芝刈りをしっかり行います。
刈高は低めの設定で現在は芝刈りしています。
まだまだ密には程遠いですね…
今年は肥料を与えたり土壌の改良に力を入れています。10年も経つと芝生の成長も遅いですね。一部張り替えも良いのかもしれません。
キンボシのローンスパイクは刃が3本。
できるだけ狭い間隔で刺していきます。これが重労働で腰が痛くなります。
腰の痛み防止には腰はなるべく曲げずに伸ばした状態で連続で刺していくのがポイント。足とローンスパイクが一体となった感じで刺していきましょう。
刺すとブチブチっと根が切れる音がします。結構気持ちが良いです。
ローンスパイクの後も目土をするのが乾燥防止に良いのですが、明日は雨予報で穴も埋まるでしょうからそのままにしました。液肥は撒いておきます。
スプレイヤーで500倍希釈にして液体肥料メネデールを散布します。
芝刈りとエアレーションで芝生にダメージがありますからね。
まとめ
かなり面倒な作業でも土中では根が密集して成長が悪くなっていきますので年に1回はエアレーション作業を行いましょう。
エアレーションをしてもすぐには効果は出ないかもしれませんが、後から成長が悪くなって枯れてきてからでは遅いです。
綺麗な芝生のために暑くなる前にエアレーションを是非行ってください。
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