NASは24時間稼働が基本です。
サーバーなどは24時間空調で温度管理されていますが、自宅でNASを使用する場合24時間エアコンをつけておく訳にもいきません。
私は2Fの寝室押し入れにNASが入っており、以前から温度が気になっていました。
HDDは熱に弱いため対策が必要です。
そこで何かNASを冷やすものを考えて今回AC Infinityのファンを購入することとなりました。
目次
NASの冷却におすすめなのは?
重視したのは下記の項目です。
- 省電力
- 静音性
- 自動電源OFF機能がない
まずは省電力。24時間稼働が基本ですから電気代がかかるのは困ります。そこでUSB給電をできるものを考えました。NASは常に稼働していますのでUSB給電がベストです。
次に静音性。特に寝室に置いてあるのでうるさいと睡眠に差し障ります。
最後に自動電源OFF機能がないもの。これは扇風機にありがちですが、消し忘れ防止に8時間程度で勝手に電源が切れてしまう機能。NASの冷却に使用するので勝手に電源が切れては困ります。
行き着いたのはファンでした。PC自作したことがある方ならわかりますが、ケースやCPUについているアレです。
アンプやプレイステーション、ルーターなどに使用できるようです。
確かにアンプは暑くなるのでこれは良いかも。
ちなみに縦置きも可能です。
今回は大きめのファンで2個連結されているS7を購入しました。
お値段も2個セットでお安い。あまりに安くて評価が高いとサクラレビューなので、きちんとしたメーカーのものを購入してください。AC Infinityは安心できるメーカーです。
持っているSYNOLOGYのNASは側面のロゴにあるスリットから吸気しているので、ここにピッタリくっつけるようにFANを1台配置し風を送り込むようにしました。両面2台でもよかったのですが、もう一台は同じ場所にある無線ルーターに使用することに。ルーターも温度が高すぎると故障の原因となります。
結果
NASにストレージは2台格納されています。
室温は30℃。NAS内部のHDD温度はアイドル時で33℃であり良い感じに冷えています。負荷をかけてもさして変化はないのでFANが効果的なのがわかります。
ファンの静音性は非常に高いです。現在中速で回していますが、NAS本体の音の方が大きいです。高速で回しても少し離れれば音は聞こえません。寝室での稼働も普通に可能です。普通の用途なら中速で問題ありません。
OFFスイッチもあるので、使用しない場合はOFFにしておくことが可能です。冬はOFFにしておきます。
まとめ
もっと早く導入しておけばよかったなと思うくらい静かで便利なファンです。
空調の効いていない部屋にある長時間稼働型の電子機器にはもってこいですね。大きさは各種あるのですが大体18dBAととても静音設計です。サーキュレーターや扇風機などは40dBA程度になるのでとても寝室では使いたくありません。
お値段も安いので気になったら購入してみてください。