MiniTool 「MovieMaker」レビュー

2023年5月24日
2023年5月27日
デジモノ

動画編集をしたVideo Blogが流行っています。Vlogというやつですね。Vlog用カメラも新製品が発表されています。制作にあたり必要になるのが動画編集ソフトですが、Moviemakerというソフトが無料で透かしなしでお試しができるというので試してみました。エクスポート時に透かしが入ると邪魔なのですが、無料で透かしなしはあまりありません。

MiniTool MovieMaker｜使いやすく機能豊富なビデオエディター

クリーンでシンプルなビデオ編集ソフトウェアであるMiniTool MovieMakerは、クールで魅力的なムービー、Vl…

対応OS

Windowsのみです。Macは使用できません。CPUもGPUもそこまでの性能が必要ないので最近のPCをお使いならすぐに使用できるでしょう。しかし、快適に操作したいならCPUは性能の良いものにしましょう。やはり動画なので編集プレビューやエクスポートに非力なマシンだと時間がかかります。実際surfaceで作業を行ったところ若干のカクツキが見られました。

Macのかたは無料の標準のソフトか、premierePro、FinalCut Proなどを使用しましょう。標準以外は高価ですし、サブスクになってしまっているものもあるため、個人的には買い切りが好きです。MovieMakerはセールに買えば安いですし買い切りなのでお得感はありますね。まずは無料でお試しができるのが良いです。

概要

動画編集は直感的に操作できることが大切です。MovieMakerはワンクリックで動画が編集できます。そのためのテンプレートは豊富にあります。まずはテンプレートを用いてある程度の動画を作成したのちに、カスタマイズしていくのがお勧め。

速度調節
トリミング
分割
回転
クロップ
テキスト挿入
フィルター
効果音

などのカスタムが可能です。そのため短時間で効果的な動画を作成することが可能。

対応動画型式

ほぼ全ての形式に対応。今時は昔と違って動画も形式が決まっていますし困ることはないです。お試しでもHD画質でエクスポート可能で透かし無しでエクスポートが可能です。よくあるお試しは透かしが入って使い物にならないので透かしなしは数回しか使用しないよという人にも親切です。

無料と有料の違いは

MiniTool MovieMakerには無料版と有料版がありますが、違いは以下の通り。

無料版は広告なし・透かしなしで動画を作成・エクスポートできますが、有料版はさらに高画質の4K動画をエクスポート可能
無料版は基本的な編集機能やテンプレート、リソースを利用できますが、有料版はより多くのテンプレートやリソースを利用可能
無料版は個人的な使用に限られますが、有料版は商業的な使用も可能

無料版でも十分に使える機能が揃っていますが、より高品質や多様性のある動画を作りたい場合は、有料版を検討してみてください。有料版の価格は以下の通りです。

毎月のサブスク: １３ドル（税別）
１年間サブスク: ３６ドル（税別）（セール時）
買い切り: ６０ドル（税別）（セール時）

買い切りで１万以下なら安いと思います。買い切り版は３台のPCで使用可能です。

使い方

テンプレートを選択して動画を作成する方法と、空のプロジェクトを作成して動画を作成する方法の2つがあります。テンプレートを使う場合は、好きなテンプレートをクリックして「Import Media Files」ボタンを押し動画素材を追加します。
テンプレートを使う場合は、動画や画像をインポートしてテンプレートに合わせて配置します。テキストや音楽なども編集できます。編集が終わったら、「Export」ボタンを押して動画を保存します。
空のプロジェクトを使う場合は、動画や画像をインポートしてタイムラインにドラッグアンドドロップします。トリミングや分割などの基本的な編集機能や、テキストやトランジションなどのリソースを使って動画をカスタマイズできます。編集が終わったら、「Export」ボタンを押して動画を保存します。

以上がMiniTool MovieMakerの基本的な使い方です。

日本語化はできませんが、簡単な英語ですし直感的操作が可能ですのでとくに困ることもありません。