今年の夏は猛暑でしたのでカーエアコンがガンガン稼働していました。カーエアコンも家のエアコンと同じくカビなども生えてきますので、カビが生えると臭いもしてきます。カーエアコンももちろん結露などにより水滴が残るとカビます。秋になってエアコン使う頻度も少なくなってきますので、今の時期にお手入れをするのが良いですね。
エアコンフィルター、エボパレーターを掃除するには
車の定期メンテナンスパックに加入していればエアコンフィルターは定期的に交換してくれます。私もメンテパックに入っているのでここは料金に含まれます。ご自分で高性能フィルターに交換しても良いです。エアコンフィルター交換はグローブボックスを取り外すだけなので10分もあれば余裕で交換できると思います。
エボパレーター掃除は追加オプションになっていることが多いと思います。定期点検のハガキにオプションとして載っています。これを自分で洗浄スプレーを購入して作業することもできます。フィルター交換と同じ手順ですので15分もあれば作業が終わります。
エボパレーターをクリーニングしてみる
実家に古い車がありエアコンの匂いがひどいので早速試してみることにしました。エボパレータークリーナーはAmazonで購入。
2,500円前後でお安いです。作業時期としておすすめなのは秋です。冷房を使用しなくなる時期に行います。
フィルターを外すとファンが下側についていますので、その中心へエボパレータークリーナーの管を持っていきます。
管を固定するプレートが付属しています。奥のファンの中心に管が入っているのがわかります。ファン自体に管が巻き込まれないように注意します。
設置完了。
作業手順は以下。
- 吹き出し口を全て開ける
- エンジンをかける
- A/CはOFF
- エアコンの設定温度を最低に(LO)
- 内気循環に切り替え
- 風量は最大
- 風向きは前方のみ
- ボタンを押して薬剤噴射
- 噴射が終わったらA/CをONにして5分待つ
最後にA/CをONにすることにより結露水が発生します。薬剤を噴射して結露水でエボパレーターを洗い流すことによってカビなどを取り除きます。
古い車への施工でしたが、匂いは薄くなりました。あくまでカビ臭ですので、それ以外の匂いは若干残りましたがそれでも十分快適になりました。
作業後は薬剤の匂いがかなり残りますが数日経つと消えます。できれば新車で購入して半年から1年ごとに定期的に施工するのが望ましいと思います。カビは取るのが大変ですからね。
芳香剤で匂いを誤魔化すよりも元を叩いて快適なカーライフを送りましょう。