おすすめのタイヤ交換道具

  • 2021年3月14日
  • 2021年5月11日

今年も車のタイヤ交換を自分で行いました。

1台はディーラーで無料交換をしていただけるのですが、他2台は有料なのでスタッドレス装着時とサマータイヤ装着時の2回料金が取られてしまいます。車の台数が増えれば増えるほど料金がかかりますので自分で行っています。

慣れると簡単ですしお金の節約になります。

必要な道具

①ジャッキ

②サイド掛けアダプター

③レンチ

④アルミホイール用ソケット

⑤トルクレンチ

⑥ジャッキスタンド

⑦タイヤスロープ


こんなところでしょうか。

セダンに乗っているときは、車体が低すぎてジャッキが車のサイドにかけられずタイヤスロープに乗せて浮かせてからフロアジャッキで持ち上げてジャッキスタンドに乗せていました。

今はSUVに乗っているので、サイドのジャッキアップポイントにジャッキをかけて持ち上げています。

ジャッキはエマーソンを使用。

このままサイドを持ち上げるとジャッキアップポイントを痛めてしまいますので、必ずアダプターを使用してください。そして、ジャッキアップポイントの深さもしっかり測りましょう。深さが違うアダプターを使用してもジャッキアップポイントを痛めます。

私の車は溝の深さがエマーソンのアダプターでバッチリのようですのでエマーソンを使用しています。

このアダプターを付けるとジャッキがケースに収まらずに蓋が閉まらないので、ケースのお皿のところをカッターで切り抜いています。そうするとバッチリケースに収まります。

レンチに関して言えば、以前は十字レンチを使用していましたが、十字レンチではナットを緩めるのに力がいります。てこの原理が利用できるように柄が長いものを購入してください。

おすすめはメルテックのレンチです。

ナットを緩めるときは持ち手を長くして使用すると簡単に緩みます。

ナットを締めるときは持ち手を短くして締めることが可能です。

このままでも使用できますが、付属のソケットを使用するとアルミホイールに傷が付きますので、エーモンのキズ防止カバー付きソケットを別途購入して使用しています。

このソケットを使用することによってナット脱着時のアルミホイールへのキズが防止できます。

トルクレンチでも使用できます。

ナットの締め確認はトルクレンチを使用し、車に規定されているトルクで本締めします。

適当に締めるときつすぎてボルトを壊したり、緩すぎてタイヤが外れたりしますのでトルクレンチは必須です。

交換手順

①ナットを緩める

まずは軽くナットを緩めましょう。

ジャッキで持ち上げた後にナットを緩めることは出来ません。タイヤが回ってしまいますので。

まずは軽くナットを先ほどのキズ防止ソケットを付けたレンチで緩めましょう。



②ジャッキで車を持ち上げる

サイドにはジャッキアップポイントがありますで、そこにジャッキを当てて持ち上げてください。

その際必ずアダプターを使用しましょう。ジャッキアップポイントの深さもしっかり測ってください。

アダプターの溝が浅すぎてもジャッキアップポイントがゆがんでしまいます。



③タイヤを付け替える

ナットは先ほど軽く緩めてありますので、車体を持ち上げレンチでナットとタイヤを外していきましょう。

外したタイヤは、ジャッキが万が一倒れたり壊れたりした場合に備えて車体の下に入れておきます。

車体を上げた状態でナットを対角線上に締めていきます。きつく締める必要はありません。

適度に締めたらゆっくりと車体を地面に降ろします。



④トルクレンチでナットを締める

車のマニュアルには適正トルクが記載されています。それを見てトルクレンチのトルクを合わせて適正な力で締めていきます。ここでも対角線上に締めていきましょう。トルクレンチでカチッと音がするまで締めます。



⑤空気圧を確認する

最後にガソリンスタンドで適正な空気圧まで空気を入れます。適正な量は運転席側のドアを開ければシールが貼ってありそこに記載されているはずです。前後で違う場合もありますのでしっかり確認してください。



まとめ

慣れるとサクサクとタイヤ交換が出来るようになります。毎年のことなので節約にもなります。

ただ、18インチ以上になると結構重くて重労働です。腰に不安がある方は無理せずディーラーなどにお願いした方が良いかと思います。