夏になる前の芝生更新作業としてエアレーションとよばれる作業があります。
植えてから3年位までの芝生には不要な作業ですが、それ以上植えてある芝生には必要な更新作業となります。
芝生は植えてある期間が長いと、根が密になってしまい、それ以上成長しなくなり、元気がなくなっていきます。
それを防ぐために根切りとよばれる作業を行い空気を入れてあげることで根も元気になっていきます。
方法としてはローンパンチでコアリング作業かローンスパイクで穴を空けるだけの簡易作業の2つがあります。
どちらも重労働ですが、コアリング作業の方がコアの回収と、そのままでは芝生に穴が開いて乾燥してしまうので目土(目砂)を入れてやる必要があり、コアリング作業の方が大変です。
今回はローンスパイクでのエアレーション作業を行いました。
目次
ローンスパイクのエアレーション方法
本来であれば芝刈りをしてから穴を空けた方が良いのですが、我が家のTM9は刈高現在10mmで刈っていますので芝刈りせずにスパイキングします。
雨が降った後やると地面が柔らかくなってやりやすいです。
また、曇天の日に行う方が作業的に楽です。日差しがあると暑い!
時期としては夏前の4~6月がおすすめです。
エアレーションは多少なりとも芝生にダメージがありますので、成長前の春が時期としては良いです。すぐに回復していきます。
本日は午前中に雨が降って午後やむ予報。絶好のエアレーション日和です。
さっそく行います。
刈高を下げているせいもありますが、全体的に元気がないです。
植えて5年目くらいまでは良い感じでしたが、やはり根が密になりすぎて栄養剤の浸透も悪い状態なのでしょう。
今まではコアリング用のローンパンチしかなかったので、新たにローンスパイクを購入しました。
これで間隔をなるべく均等に穴を空けていきます。
間隔を狭めた方が多く穴を空けることができますが、その分重労働になります。
ローンパンチも良いですが、大変なのでローンスパイクでのスパイキングを定期的に行った方が楽だし良いかもしれません。
あまりに元気がない場合はコアリングの方が絶対に良いですが。
ひたすら空けていきます。足でぐっと押し込んで、前後に揺らしてください。
ブチブチと芝生の根が切れる音がします。
ちなみにエアレーションはあまりにつらい作業なのでワイヤレスイヤフォンで曲をかけながらノリと気合いで空けていきました。芝生面積が大きいと大変です。
スパイキング作業に約2時間かかりました。疲れた・・・
エアレーション後の作業
この後芝を刈って、キワ刈りを電動バリカンで行い、固形肥料は撒いてありますが液肥のメネデールを500倍希釈で散布。
この時期はどんどん芝生も伸びてきて、キワをしっかり刈っておかないと見栄えが良くないです。
これも重労働なので電動バリカンで一気に刈っていきます。
電動は充電式がおすすめ。有線だと線が届かない場合もありますし、間違って断線させることもあります。
まとめ
今回はエアレーションを行いましたが、年月が経っている芝生には必須の作業です。作業は重労働ですので、夏前に行い、地面が柔らかいときがおすすめです。
この作業で通気性と親水性が良くなって芝生はきっと元気になるでしょう。
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