7月は梅雨に戻ったかと思うくらい雨と、ゲリラ豪雨が多いですね。
雨が多いときにキノコが生えてくるので殺菌剤が効いたかの目安になります。
このキノコには数年前から悩まされていて、原因はおそらく有機肥料を散布してしまったことだと思っています。肥料中にキノコの菌が混じっていたのでしょう。芝生にはメネデールなどの化成肥料をお勧めします。
キノコを撲滅するために今年はこれまで3回の殺菌剤を散布しています。
殺菌剤自体を使用するのは初めてですので、安いものから試してみました。それがオーソサイドです。
芝生のキノコにも効果あります。
小包装から販売しており、価格も安いのでお試しでは十分です。
このオーソサイド、キノコの発生防止に十分効果がありました。しかし1回では全てを撲滅させることはできませんでした。数週間の間隔をあけて散布していくと良いと思います。
まだ少しキノコが残っているので4回目の散布を行います。
目次
オーソサイド希釈方法
オーソサイドを購入すると計量スプーンが付いています。
オーソサイド10gを5Lジョウロにいっぱいにして溶かすだけ。4Lジョウロとかの場合は原末量を調節してください。
ジョウロ散布のため5Lでもすぐになくなってしまいます。キノコが群生している範囲にピンポイントで散布し殺菌してください。地面内に菌床があるのでちょっと広めの範囲での散布が良いと思います。
オーソサイドの効果的な散布方法
雨が降ってしまうとせっかく散布した薬剤が流れてしまうので、数日間雨が降らない日を狙って散布します。
地面が乾きすぎていても奥まで浸透しないので、薬剤散布前に軽くジョウロで散水します。
菌糸体は地面下20㎝程度まで生えていることもありますので、事前の散水は必要です。
その後展着剤のダインを混ぜ込んだオーソサイドの希釈液を作成します。ダインがあると芝生にしっかり殺菌剤が展着しますし、雨露で流れてしまうのも防げます。
キノコの状況
さて現況はどうか?
だいぶ減っていますが、まだ一部残っています。
ちなみにオーソサイドを生えているキノコに散布してもすぐに枯れるわけではありません。
そのためこの状態で放っておくと胞子が飛んでさらに広がりますので手でキノコを取ることは必要です。
前回購入したオーソサイドが無くなってしまったので新規購入。ダインと混ぜてジョウロで散水します。
ジョウロ散水なのであまりにキノコの範囲が広いとあっという間にオーソサイドが無くなってしまいますから、その場合は大包装を購入してください。
まとめ
ここまで4回のオーソサイド散布となりました。
本来なら同じ殺菌剤ではなくローテーションを組んだ方が良いのですが、なかなかお値段が高くて購入に踏み切れません。グラステン水和物などもラージパッチなどに効くので良いのですが、オーソサイドが安いのでついついオーソサイドになってしまいました。
キノコには十分効いている印象です。今まで手でとってもキリがなかったのですが今年は量もかなり減っておりこのまま散布すればキノコを消滅することができそうです。
キノコにお悩みの方は早めの対処をした方が良いです。キノコはどんどん増えますので美観的にも放置せずに殺菌剤で処置してしまいましょう。
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