2022年シーズンの芝生もそろそろ終わりの時期です。
シーズン後半はまだ暖かいうちにサッチ分解剤を散布しておきます。
サッチは堆積すると水はけが悪くなるので定期的に分解する必要があります。レーキでとっても良いのですが手間がかかるので化学的に分解しています。
使用するものはイデコンポ。これをスプレッダーで一気に散布しあとは自然分解を待ちます。
年に2〜3回程度の散布で良いと思います。私は春と秋に2回ほど散布。
芝生を刈ってから散布しましょう。雨の前に撒くと良い感じに溶けます。イデコンポが溶ける前に芝刈りして、イデコンポ自体を回収しないよう注意を。
現在の芝生状況
そこそこ良い感じです。今年もキノコが酷かったのですが、後半に投入したアルムグリーンが良い感じに効いています。また、定期的なメネデール散布も今年は行ったのでそれも良かったのではないでしょうか。
早速イデコンポを散布していきます。もちろん芝刈り後です。明日の予報は雨。いい感じに溶けるでしょう。
気温が低すぎるとイデコンポに含まれる菌の働きが弱くなり効果が減少するので暖かいうちに散布します。
これくらいの量でしょうか。芝生の大きさに合わせて調節してください。手で散布してもよいのですがムラが出て結構量を使用してしまうのでスプレッダーでそこそこ均一に撒けるようにしています。
アルムグリーンとMCPPのミックス肥料を作る
イデコンポ散布後は定期的に散布しているアルムグリーンを散布します。
漢方製剤で芝生が元気になります。キノコの抑制にも使えます。2週ごとに散布。
通常であればスプレイヤーに入れて希釈するのですが、液体除草剤のMCPPとMIXさせて2倍に薄めます。それを希釈倍率250倍にして500倍希釈として散布します。
秋になり芝生の生育が落ち着いてくると変わりに雑草が生えてきます。MCPPは即効性の除草剤です。
とはいえ我が家は雑草がほとんど生えません。初めはスギナが酷かったのですが、定期的にMCPPを散布したことでほとんど撲滅しました。スギナなど地下茎があるものは除草剤でしっかり根まで枯らしましょう。最近はクローバー系がところどころ生えてきているのでそちらが厄介ですね。MCPPで全面散布やシバキープでスポット散布でまとめて枯らしてしまいましょう。芝生に影響はありません。
液体系の肥料や除草剤はスプレイヤーで簡単に希釈散布ができるので非常に楽です。配合変化でどうなるかはわかりませんが、そこまで気にする必要もないでしょう。だいたいで良いのです。管理が楽であれば。
固形の除草剤や肥料は持続性が多いのでそこは使い分けが必要です。
芝刈りも今年はこれでおしまいですかね。TM9なのであまり伸びないのが素晴らしいです。
あとはシバゲンを散布して除草効果を持続させていきましょう。
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