目次
作業前に芝刈り
急激に気温も下がりそろそろ芝生も冬に向けて準備が必要です。
冬になる前にサッチ(芝の刈りかす)を処理しておかないと通気性と水はけが悪くなり芝生に悪影響を及ぼします。
サッチングマシンもありませんし、熊手などでサッチをとると労力と時間を要しますので、我が家では毎年イデコンポでサッチを分解させています。
余計な手間はかけなくても毎年綺麗なので効果は出ているものと思われます。
イデコンポ散布前にまずは芝を刈りましょう。
まだまだ綺麗ですね!今年は天気も良く雨も少なかったので毎週1回の芝刈りがキープできていました。
今週は気温も下がってきたのか成長遅めで刈り取れた芝もかなり少ないです。
とはいえ下旬までは15mmの刈高で。今シーズン最後の芝刈りは20mmの長めのカットをします。
殺虫剤散布
今年は定期的な殺虫剤の散布を心がけていました。
即効性のスミチオンと持効性のオルトラン。
前回はオルトランを使用したので今回はスミチオンで。
今シーズンの殺虫剤散布はこれが最後になるでしょう。
1000倍希釈で散布。スミチオン原液を100mLいれて水100mL追加。これで2倍希釈。スプレイヤーの倍率を500倍に合わせ、1000倍希釈で散布します。スプレイヤーがあると楽ですね。
写真のスプレイヤーは絶版ですので下記を購入してください。
数年間殺虫剤散布が無かったので、昨年の芝生は一部枯れたようになっていました。今年はスミチオンを散布したら出てくる出てくる。
スジキリヨトウの幼虫でした。
昨年もやられていたのでしょう。今年は定期的な散布をしたので芝枯れもなく元気でした。
まさかここまで幼虫が居るとは。
この幼虫は越冬するので、秋にも殺虫剤の散布が有効です。
オルトランとスミチオンをうまく使い分けてください。毎回同じだと耐性ができそうなので交互に散布しても良いでしょう。
イデコンポ散布
最後にサッチ分解剤のイデコンポを芝生全体にまんべんなく散布してやります。
これで数ヶ月かけて土壌のサッチを分解していきます。
バチルス菌などが配合されており、菌の活性化には多少の温度を要するため10月中旬までにまくのが効果的。あまり寒いと効果が悪いです。
固形物なので、スプレッダーで一気に散布します。
3月中旬くらいから散布可能です。年に数回散布しても良いと思います。
今シーズンは春も撒いたので、今回で2回散布だと思います。
芝生を植えてからずっとイデコンポを使用しています。水はけが悪いと感じたことは無いので効果は十分かと思います。説明書にも年に2~3回散布の記載があります。
どんと入れて撒きましょう。
スプレッダーがあるとそこそこ均一にまけますから、手で撒くより肥料の節約になります。
撒いたペレットが溶けるまでに1週間程度要します。
散布後は散水して落ち着かせましょう。この日は曇り空で、翌日が雨の予報でしたので散水は無し。雨で溶かしてもらいます。水道代の節約です。
次回の芝生手入れ予定
今回は時間が無くて除草剤のシバゲンを散布することができませんでした。
シバゲンは年に2回散布すると1年間効果が持続します。
とはいえシバキープだけでは完全に雑草を退治することはできませんが、量はだいぶ減っていると思います。
我が家は土地を購入した際、スギナが多く、芝生を植えてからもスギナに悩まされてきました。
即効性のMCPPと遅効性のシバゲン、ピンポイントのシバキープの組み合わせで、今ではほとんどの雑草を退治することに成功しています。
自分の休日が晴れた日にシバゲンを散布していきましょう。
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