ルフィエールのワインセラーを購入

  • 2022年5月28日
  • 2022年8月15日
  • ライフ

ついにワインセラーを購入してしまいました。

今までは400L冷蔵庫に保管していました。我が家はキッチンが2つあり、サブキッチンの大型冷蔵庫にワインをぎっしりつめていました。

本数は約30本。

熟成の面では冷蔵庫保管は賛否両論あるようです。開け閉めで振動が…とか書いてあるのですが、サブ冷蔵庫でほぼ開けないので良いんじゃないのかと思って冷蔵庫保管していました。ワインセラーを買うのも勿体無かったので。

そこそこ高いワインもあって冷蔵庫にいよいよ入りきれなくなってきた為ワインセラー購入となりました。

ワインセラーメーカー

価格はピンキリで色々なメーカーからセラーが販売されています。

今回購入するセラーの冷却方式はコンプレッサー方式。コンプレッサー方式は冷蔵庫と同じなのでちょっと音がします(特に冷却時)。しかし音は場所的に気にならない場所に置くので問題なし。リビングに置く方はちょっと考えた方が良いかも。

メーカーはユーロカーブやフォルスター、さくら製作所、ドメティックなど色々あります。

ユーロカーブなんかは高級すぎて手が出ません。

選ぶべきセラーの収納本数と価格

まずは収納本数です。

現在約30本ワインがあるのでそれ以上収納できないと意味がありません。安いワインは冷蔵庫で良いとしても5千とか1万円を超えてくるとなんとなくワインセラーで保存したいもの。それが約30本。

となると購入するべきセラーは50本程度収納できるものになります。

フォルスターのカジュアルプラスは60本収納できて約10万と安い。

さくら製作所もスタイリッシュで安定していますね。

もっと安くて良いものもあるといいなと探したのがこちら。セラー専科さんのルフィエール。

日本のメーカーさんが販売しているようです。製造国は中国ですが、圧倒的安さ。

それでいて2温度帯設定できコンパクト。

下記比較表です。

メーカーフォルスター FJC-162GDさくら製作所 SB51ルフィエール C55BD
収納本数54本51本55本
ガラス3層ガラス3層ガラス(Low-E+強化+強化)Low-E
湿度調整×
加温機能
重量55kg60kg48.5kg
電気代不明
147kWh(3,970円)
104W
301kWh(8,208円)
96W
不明
価格11万10万9万

表で見るとフォルスターが加湿機能も付いているし電気代も圧倒的に安いです。コスパ良いと思います。

今回は安いルフィエールにしました。重量もちょっと気になったので軽いものが良かったのです。

本来は白が良かったのですが、ルフィエールに白はない様子。白ならさくら製作所のZERO CLASSがおすすめ。

安いので加湿機能はありません。水に濡らしたスポンジなどで対応するしかないですね。それでも加温機能がついていますし、庫内はLED、配送料・設置料無料と文句なし。

故障時のフォローもしっかりされているようです。メーカーとして売りっぱなしではない姿勢がとても良いです。

ということでルフィエールに決定。

床の傷防止について

我が家では傷防止で冷蔵庫の下にゴムマットを敷いています。

色も白と黒が選べます。

冷蔵庫には白をチョイスしていますが、今回のワインセラーは黒なので、ゴムマットも黒を選択。

床に傷や凹みは極力作りたくないですからね。

この商品今の所冷蔵庫に敷いていますが壊れていません。厚みもあるし頑丈です。100円ショップのものはお勧めしません。

マットレスタイプもあるのですが、なんとなく薄いのが気になるのでいつもゴムマットにしています。

今回設置してみたのですが、ルフィエールを選ぶならマットレスタイプのものの方が良さそうです。ゴムマットにしたらちょっと設置に手間取りました。



音について

冷却時にはカチッとリレー音がして駆動音がします。そこまで大きくはないのですが、リビングには置かない方が良いです。それなりに気になりますし冷却時は音がします。冷却が終わればほとんど音はしません。

新築ならパントリーなどに予め設置場所を作るなり、埋め込み型のワインセラーを買うなり設計をしっかりしておいた方が良いです。我が家はキッチンが2つあるので、第二キッチンに設置しました。置く場所があるとはいえやはり見栄えは良くないのでビルトインできる設計にしていれば良かったなと思います。それかやはりパントリーなど隠せる場所の確保がおすすめです。



ワインの保管方法について

ワインセラーにそのままワインを入れれば良いのですが、湿度でワインラベルがかびてしまうことが多々あるようです。

そこでボトルフィルムを使用します。たまに良いワインを買うとついていたりしますが、ラベルの剥れやカビの防止だったのですね。完全に防げるものではないのですが、ワインセラーに入れるならラベルの保護もしておきましょう。

セラーの温度は熟成させるために12〜15℃が推奨されます。私は14℃に設定しています。

スパークリングも白も赤もこの温度帯で保存すれば良いです。

赤はセラーから出してそのまま飲めますが、白とスパークリングはセラーから取り出した後冷蔵庫で冷やせばOKです。

赤は12〜18℃、白は8〜12℃、スパークリングは5〜8℃が飲み頃温度と言われています。


設置してみた

50本以上入るのでそこそこ大きめ。ワインを入れると一気に重くなりますのでゴムマットなどは敷いておいた方が傷や凹みの防止になると思います。

セラーが黒のため黒のマットを選択。ルフィエールさんはタイヤの位置が四隅にあるわけではないので、マットレスタイプを購入した方が良かったかも。

ブルゴーニュワインやスパークリングワインなどボトルが太いものは真ん中の仕切りが太くなっているところや、写真には載っていませんが最下段に収納可能です。

棚はスライド可能です。

セラーの真ん中をよく見ると曇りが発生しています。

これはちょうど冷却が始まった時。飽和水蒸気を超えているようです。

3層ガラスのフォルスターやさくら製作所のセラーなら結露が少なくなると思われます。

曇るとはいえ結露まではなっていないようで、水滴が垂れることはありません。

安いワインをそのまま真ん中の段に入れたら水が氷となってボトルに張り付いていました(ブルゴーニュが置ける段のところ)。ちょうどファンの冷却時に当たって凍ってしまうのかも。冷却ムラはありそうです。価格相応かな。

手持ちのワインを入れてみましたが、結構いっぱいになっていますね。大きめを購入しておいて良かったです。

気になった点

カチッというリレー音はちょっと気になる。先ほども書きましたが冷却時にリレー音がするのですが地味に大きい音で隣の部屋に置いてあるとはいえ気になります。他のメーカーはどうなんだろうなぁと思います。

上下の温度差が夏は激しい。夏の室内温度は暑く、セラーが置いてある部屋はほとんど出入りしないので高温になりがちです。セラーの設定温度を13℃程度にしていても17℃とかになっています。これは上の段に起こりがちです。良いワインは下段に下ろして、冷却効率を上げるために上段のワインの本数を減らしました。冷却ファンが上下に各1つついているのですが、その部分はワインを置かないようにし、設定温度も9℃まで下げました。それでやっと14℃まで下がりました。

もう少し安定してくれると嬉しいですね。

追記です。上段の設定温度が20℃近くまで上昇し明らかにおかしいです。セラー専科さんとやり取りしたところ交換となりました。やはりちょっとおかしかったようです。対応もすごく良かったです。あとは新しいセラーが不具合なく動作してくれることを祈ります。

さらに追記。交換した商品は設定温度を逸脱することなく動作しています。やはり不具合だったようです。今のところ室内温度30℃でも設定温度に保たれています。

カチッというリレー音も不具合商品よりは若干静かです。



まとめ

長期保存するためにはセラーが望ましいので1万以上のワインをお持ちならセラーを絶対に購入してください。

見た目でも楽しめますし、コレクション欲が出てくるので高いワインをもっと購入して熟成させてみたいという気持ちになってきます。

少し大きめのサイズが余裕を持てて良いと思います。

セラーで楽しいワイン生活を一緒に楽しみましょう。