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ついに壊れたパナソニックNA-VX7100
2012年に購入して毎日乾燥までしていたパナソニックのドラム式洗濯機が壊れました。
水道から給水できずに洗濯が出来ない状況に。
水栓から洗濯機に水が入っている音はするのですが、一向にドラム内に水がたまりません。
機転を利かせて風呂水くみ上げでやったところうまくいったのでその日はなんとか洗濯することができました。
我が家のドラムは今回で故障4回目。
過去3回は下記の不具合で壊れています。
1回目:確か購入2~3年目で乾燥不良によるフィンの掃除と、対策品のフィルターの無償交換
2回目:購入後5年程度でベルトの激しい金属音でベルト無償交換
3回目:購入後8年でベルト金属音と排水持の異音で有償修理
ちょっと故障が多かったかな~という印象。
当時のフラッグシップ機ですが乾燥トラブルも多かった。フィルター奧のフィン詰まりによる乾燥不良が多く掃除が大変でした。
さすがに使用9年目ですし、洗濯が出来ない状況なのですぐに買い換えとなりました。
本体に貼ってあるシールを見るとドラム式洗濯機の耐用年数はだいたい7年程度のようです。
パナソニック、東芝、シャープで悩む
パナソニックのドラム式洗濯機NA-VX900。
やはり現在使用しているパナソニックが無難かなーと思っていました。
しかし価格が30万と高い!
そしてフィルターがVX7100と大して変わらず、フィルターの後ろに熱交換器のフィンが付いている。
正直フィンの掃除が大変で生乾きするので改善してほしかったところ。一応水で自動洗浄するようにはなっているみたいですが。やっぱり詰まるんだなーと。
パナソニックはドラムをベルトでモーターにつなげて回す方式。現行品でも変化無しのためまたベルトトラブルも出てきそう。初めは良いのですが、数年経つとベルトが滑って激しい金属音がするのです。
あとは今まで使っていたドラムと機能の大差なし。ナノイーがナノイーXになったくらい。
液晶モニタの解像度も荒いし、物理ボタンがあるのがあまりスタイリッシュでは無い感じ。
しかも工場の火災の影響で新規受付停止とのこと。
今回は見送りとなりました。
東芝ZABOON TW-127X9 も見てみました。
東芝は中国の会社に売られて東芝ライフスタイルとなっているので品質が気になるところではあります。
価格は約20万。パナソニックよりも安いです。
- 大容量の洗濯・乾燥。洗濯12kg、乾燥7kgとドラムが大きい
- 洗いとすすぎにウルトラファインバブル洗浄
- 温水の設定温度が細かく出来る。さらにウルトラファインバブル洗浄が可能
- Ag抗菌水でさらに衣類が清潔に
- ベルト無しのダイレクトドライブでパナソニックにあったベルト異音が防げる
- 横揺れを抑える振動吸収クッション搭載
- シャープほどでは無いがワンプッシュでフィルターのゴミ取り可能
- 乾燥ダクト、洗濯槽の自動お掃除機能付き
- 洗剤投入タンクにパッキンが付いて蒸発を防止
- 大型液晶タッチパネルで外観はスタイリッシュ
2021年モデルも発表されました。TW-127XP1です。
新機能が追加搭載され隙がない。
- ウルトラファインバブル洗浄EXに強化
- UV除菌洗濯乾燥
- 熱交換器自動洗浄付き
- 風量26%UPで乾燥がスピーディに
東芝はナノイーやプラズマクラスターが無い代わりにUVを追加しました。
熱交換器の自動洗浄も今まではパナソニックにしか無かったのでこの追加も大きいです。
フィルターに関してはボタン一つでさっとほこりが取れるシステムを採用。
パナソニックではフィルターに付いたほこりがうまく取れずに目詰まりして、水洗いしていたので助かるところ。
東芝はパナソニックと違ってドラムにベルトがない直接接続タイプ。
ベルト駆動はパナソニックで2度異音で交換しているので、ベルト無しはポイント高いです。
温水洗い機能もあるし、ウルトラファインバブル洗浄も付いている。
このウルトラファインバブルは汚れをしっかり落として、臭いもすっきりするそうです。
さらに2021年モデルではマイクロバブルの機能も追加され、衣類から剥がれた汚れの再付着を防ぎます。
パナソニックよりはっきりいって高性能です。
シャープ ES-W113、こちらもスペックが良い。
台湾企業というところが気になるところではあります。
デザインは最高。ガラストップはきれいです。
- ガラストップの物理ボタンレス
- 湿度センサーを含む7つのセンサーで洗濯状況を把握
- 洗濯から乾燥までの電気代が16円と驚異的な安さ
- ハイブリッド乾燥方式で洗濯物がカラッと
- プラズマクラスターで洗濯槽も衣類も除菌
- お掃除フィルターも自動お掃除
- マイクロ高圧洗浄でよごれもしっかりおとす。温水設定はそこそこ。
- 洗剤自動投入で、かつ経路に水が流れて洗剤詰まりを防止
格段にスペックが良いです。
とくに我が家は毎日乾燥までするため、電気代が16円と安いのは驚異的にすごいです。
他の製品は乾燥まですると30円程度します。
追記:東芝は省エネ乾燥で20円になりました。
他社メーカーさんは「シャープは乾燥時間がかなりかかるので」といいますが、我が家は夜間乾燥予約するのでまったく気になりません。むしろ電気代の安さが重要です。
どれを選んだか
シャープを買う気満々でいきましたが、在庫無し!
東芝も在庫無し!
どちらも納期約1ヶ月!!
新製品が秋に出るため、ほとんど在庫が無いようです。
担当がたまたま家電フロアの責任者で、すぐになんとかしたいとお願いしたところ左開きなら東芝ZABOONが別途確保してあるのが2台あると。
もう既にパナソニックのドラムは壊れて洗濯できない状態ですので、1ヶ月は待つことはかなり厳しい。
右開きが我が家の構造上便利だったのですが、左開きでも設置に問題ないので東芝ZABOONにすることにしました。
数店電器店をまわりましたが、皆さん東芝をおすすめしてきますし。
シャープの欠点は斜めドラムになっていないので、洗濯物が少し取り出しにくいかな~というデメリットくらいで、スペック的にもよかったのですが、ZABOONのウルトラファインバブルの洗浄力はすごく良いと言われまして。
あさってには設置完了できるというスピード配送設置も魅力的でした。
東芝ZABOON TW-127X9 使い勝手レビュー
以前のパナソニックよりも高さがあり、奥行きが長いです。
設置される方はサイズを測っておきましょう。
デザインは高級感あり。物理ボタンは「切」「入」の電源ボタンのみ。大型液晶付き。
液晶モニターにお手入れ方法とか簡易説明を表示させることが可能。
説明書がいらないので便利です。
色は茶色しか無かったのですが、茶色は高級感あります。
茶色良いです。
洗剤自動投入について
洗剤:1000mL →新モデルは890mL
柔軟剤:700mL →新モデルは590mL
と他社より大きいですが、新モデルは少し小さくなってしまいました。
ちなみにパナソニックは洗剤870mL、シャープは600mL。
漂白剤などは手動投入口にセットしておけば、自動投入の洗剤と一緒に使用可能です。
洗剤自動投入の洗濯機は初めて使用したのですが、投入口の蓋に水滴がたまります。ということは蒸発するんですね。
東芝は唯一ケースの蓋にパッキンが付いて密閉性を高めて洗剤の蒸発を防いでいるので、これは東芝買って良かったと思います。
洗剤投入量はスマホで銘柄指定設定も出来ます。液晶画面からも量は設定可能。
洗剤の量が多すぎると衣類が黒ずむので自動投入って助かるなぁと思います。毎回投入する手間も省けますし、洗濯機周りに洗剤を置かなくて良いからすっきりしました。
洗浄力について
洗いとすすぎにウルトラファインバブルが使用されます。
TW-127XP1ではEXとなり、汚れ再付着防止のためマイクロバブルも発生させます。
Ag抗菌水も出てきて、洗濯中は大流量のダブルシャワーが出て洗浄液を衣類に浸透させてくれます。
パナソニックも上からシャワーが出てきたのですが、あまり水の勢いがありませんでした。
ZABOONはしっかりした水の勢いがあります。
シャワーが出つつダイナミックな動きでたたき洗いなどをしてくれます。
ドラムが他社より大きいので、動きもダイナミックです。
ウルトラファインバブルを常に使用することで、汚れもしっかり落ちます。
マイクロバブルの効果もあり、汚れ落ちは良くなっていると思います。
パナソニックは温水で洗浄力を補っていますが、ZABOONは低い水温でもウルトラファインバブル/マイクロバブルの効果でしっかり洗浄します。
実際、温度上限のある衣類って多いんです。温水にすることで電気代と時間もかかります。
だったら通常の洗濯で汚れが落ちた方が良いです。
どうしても温水で洗いたい場合も、温水洗濯のモードも付いていますし、温水でもウルトラファインバブル洗浄してくれます。
汚れはすごく落ちます。
60℃コースで初めは3時間と表示がありましたが、洗濯物の量が少なく60℃まですぐに上がったのか2時間程度に短縮されました。
襟汚れはしっかりと落ちました。
しかし60℃は除菌なので、40℃で十分だったかもしれません。
毎日の洗濯で温水は使用しないので、水道水の状態でもしっかり汚れが落ちるウルトラファインバブル機能はほんと便利です。
欠点をあげるとすれば、洗濯物の量があまりに少ないと、たたき洗いしてくれません!
浸透押し洗いになってしまうんですよね。汚れ落ちているのかなぁと思ったりもしますが、マイクロファインバブル洗浄して、ダブルシャワーで洗剤は浸透しているから落ちているんだろうと。
ぱっと見汚れは落ちているようです。
もちろん通常の洗濯量だとたたき洗いしてくれます。
乾燥について
乾燥に関してはしっかりふわふわ乾燥となります。
パナソニックよりもしわになりにくいです。
やはりドラムが大きいため、衣類がふわっと広がって乾燥するからだと思います。
パナソニックにはジェット乾燥というしわになりにくい乾燥が選べました。現行機種でも選べます。
しかしジェット乾燥すると、乾燥容量が減るのです。毎回無視してジェット乾燥していたのですが、しっかり乾燥していないこともありました。
実際パナソニックは衣類がシワになることも多かったですが、ZABOONに変えたところシワは格段に少なくなりました。衣類縮みも減っています。
東芝にもジェット乾燥と同じようなふんわリッチ乾燥がありますが、毎回自動的にやってくれるので、パナソニックのような選択する煩わしさと、乾燥容量が減ると言うことがありません。
毎回ふわふわ乾燥してくれます。
やはりドラムは大きい方が良いですね。
ZABOONの洗濯は12kg、乾燥は7kgとかなり大きいドラムです。
乾燥終了後もパナソニックと同じく取り出しまでしわにならないようにソフトキープ運転してくれます。
フィルター掃除について
乾燥までかけるとどの洗濯機もフィルターに付着した綿ぼこりを取らなくてはいけません。
パナソニックはフィルターからほこりのとれが悪く、どんどん詰まってきて乾燥が悪くなっていました。
そのため定期的にフィルターを外で水洗いしていました。
それでもフィルターの目詰まりは固着してしまって取れませんでした。
また、フィルターをあっさり抜けてしまうのか、フィルター奧にある熱交換器のフィンにほこりが詰まって乾燥不良が頻発していました。
現在パナソニックはフィルターがステンレスで、フィンは水をかけて掃除してくれるようで、改善はされているようです。
しかし口コミを見ると現行機種でも目詰まりによる乾燥不良は起こるようで、改善があまり見られません。
シャープは自動お掃除機能付きで、フィルターに付着したほこりをブレードが動いてほこりをまとめてくれます。これは画期的。ゴミ捨ては数回に1回で良いみたいです。
東芝はゴミ箱までフィルターを持って行ってボタンを押すだけです。
こちらは毎回行う必要があります。
フィルター掃除はそこまで重要視していなかったのですが、パナソニックと違ってほこりが綺麗に取れます。
感動しました。タイル上のほこりになってするっと取れます。
ドラム式使っている方ならフィルター詰まりについて煩わしさをわかっていただけるかと。
そして2021年モデルのZABOON TW-127XP1には待望の熱交換器の自動洗浄機能も付きました。
これでフィンの目詰まりも防止されると思います。
これは良い機能ですね。
洗濯後のかび防止について
洗濯のみコースの場合、パナソニックにはかび防止のためナノイーが発生して槽内を乾燥してくれました。
毎回洗濯のみの後は使用していました。
シャープならプラズマクラスターで予防します。
東芝にももちろん機能は付いています。
イオン機能は無いですが、しっかり乾燥してくれます。
他にも洗濯槽の自動お掃除機能も付いています。
新モデルTW-127XP1ではマイクロバブルの機能が追加されたことにより、洗濯後に槽に汚れが付きにくくなり、お手入れも3~4ヶ月に1回で済むようになっています。
洗濯予約について
予約に関してはちょっと個人的には良くないところも。
我が家は乾燥まで毎日しますが、省エネ乾燥で行っています。
省エネ乾燥は時間はかかるが電気代はかからない乾燥方式。
省エネ乾燥は、洗濯から乾燥まで約200分。通常乾燥は108分。
寝ている間にやるため時間がかかっても深夜電力で安いときに乾燥を行いたいのです。
そこで液晶画面から予約するのですが、夜11時くらいに設定すると、朝は6時50分とか朝7時終わるようになりますが、これが5時には出来ません。
乾燥もお急ぎ乾燥ならもう少し時間設定を早めにできるのですが、省エネ乾燥だとすこし時間がかかる乾燥なので駄目らしいですね。省エネ乾燥でも200分しかかからないのだからもっと早めに設定できると良いのですが。
ここがちょっと不便を感じるところ。
そう思っていたら、東芝のスマホアプリと連動させれば、本体で予約後、終了時間を変更することができました。
スマホでできるなら本体でももっと自由な変更ができるとよかったのに。
終了時間はほぼ指定時間通りに終わります。
パナソニックは指定時間より早いか、フィルターやフィンが詰まっていると指定時刻を大幅に過ぎても乾燥していないことがしばしば。
東芝はほぼ時間ぴったりにしっかり乾燥してくれるので優秀です。
乾燥終了後はシワを防ぐソフトキープ運転もしてくれますので、寝る前に普通に運転開始させても良いとは思います。
LED照明について
洗濯物を取り出すときにドラム内にLED照明が点灯します。
これ、かなり便利!
洗濯物の取り忘れがなくなりました。
シャープもLED付いています。
パナソニックは付いていません。
今まで付いていなかったので、付いていて良かったです。おすすめ。
洗濯キャップについて
3kg以上の毛布などを洗濯するときは各社洗濯キャップが必要となります。
パナソニックの時も使用していて、使い回ししようかと思ったのですが、ドラムのサイズが大きくなったためきちんと専用のものを購入してみました。
が、パナソニックと違ってぴったりはまらない!ドラム直径より小さすぎる。
なので洗濯の時に巻き込む巻き込む。
洗濯終わったら洗濯キャップが一番後ろにありました。意味ないですね・・・
薄手のシーツなんかの時は駄目ですね。
毛布のように大物以外の夏物毛布などは洗濯キャップいらないかもしれません。
ドラムが大きいので、毛布などドラムがいっぱいになる場合のみの使用で良さそうです。
まとめ
今回初めて東芝のドラム式を購入してみましたが、総合して非常に良い買い物でした。
フラッグシップ機でも価格は20万とお安く、デザインは高級感あり。
洗浄能力はかなり高い。洗濯機ですから洗浄力が一番です。
温水にしなくても洗浄力が高いので、電気代も安い。
ドラムサイズが大きいからシワになりにくいし、しっかりふわっと乾燥もできる。
2021年モデルTW-127XP1では洗浄力に磨きがかかり、熱交換ユニットの自動洗浄まで付いて隙が無い作りになっています。
ZABOON、おすすめです。
洗濯物が生乾き 我が家はドラム式洗濯機。パナソニックのNA-VX7100。 年に数回洗濯物が生乾きの時があります。 毎日洗濯乾燥をかけているので、使用頻度はかなり高いです。 生乾きの原因、結論から言うとフィルターの[…]